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立派な大義名分なんて考えなくてもいい。単に自分勝手な自己防衛のために有機農を選べば正解だと思う。でも有機農は手間がかかりすぎる? 実際は自然を敵に戦うより、自然と協力しながら野菜を育てた方が面倒は少ない。所詮、自然をうち負かすことはできないのだから。
「自然と人間は切って切り離せるものやないのです。それを切り離そうとしたのが、近代農業で、今日の地獄を招いたのです。私は有機農業以外の方法では日本民族は生き残れないと思っています」- 有吉佐和子『複合汚染』1975 梁瀬義亮先生のことば
この教えを覚えて畑に向かったとき、自然は敵から味方に変わり一緒に作物を育ててくれる。
![]() アルバート・ハワード |
![]() 「手づくり企画」の有機農園 |
デリスという植物の根から作った殺虫剤(Rotenone)は、有機農協会にも認められている自然素材のバイオ製品。でも、このバイオ殺虫剤を使っている有機農業者は少ない。アメリカの農務省の調査では、認定有機農業者の回答者のうち、このバイオ殺虫剤を使っている人は6%もいなかった(American Journal of Alternative Agriculture, Vol. 13, No. 2, 1998)。
「経験長い有機農業者は害虫をあまり気にしない」とあるアメリカの有機農家は言う。「バイオだろうが殺虫剤は使わない。化学肥料や化学殺虫剤を自然素材の有機肥料・有機殺虫剤に代えただけで『有機農』という人もいるけれど、たしかにそこから始める人もいるだろうけれど、それは有機農の本筋ではない」
「バイオ製品や化学製品を使わなくても、有機農で耕作面積辺りの収穫量を増やしたり、害虫の損害も農薬を使うときと同じかそれ以下に押さえられることは、多くの有機農業者が実践している」(アメリカの有機農者)
「草に野菜は負けたことありませんで」と、その農家の人は自信ありげに言い切った。「死の農法をやめた当座は、草も虫も一杯でしたが、こっちは病人でどうすることも出来なんだ。そやけど、草は、よっぽど背の高い草や、根の強い草の他は、野菜の邪魔はしませんで。ハコベはとらん方がええように思います」- 有吉佐和子『複合汚染』1975
食べ物の中に何が入っているかわからない今日この頃、自分が口にする食べ物の質と安全性を確保することが自分で食べ物を育てる大きな理由になっている。安心できる種を選び毒物なしの野菜を育てる。でも、栄養たっぷりかどうかはどうやって調べたらいい?
![]() 「手づくり企画」の有機農園からの収穫 |
手軽に作物の栄養度を比べる目安の一つとして、私たちは野菜汁に含まれる糖分の量を調べる手持屈折計(refractometer)を使っている。青菜のかけらをニンニクつぶしで潰し、絞り出した青菜の汁を数滴屈折計のガラス板の上に垂らして、光に透かして中の数値(%)をよむ。その値を標準値や他の場所で育った同じ種類の野菜の値と比べてみる。
植物のミネラルやタンパク質の質と量は、野菜汁(植物の体液)に含まれる糖分の量と比例している。だから安くて手軽に作物の質を比べる目安の一つとして屈折計を使っている。ブリックス値が高い作物は害虫の攻撃にも強い。(ブリックス値と野菜の質についての話はこちら)
だいたいの野菜の標準値は調べた結果が「不良」から「優」まで定められている。
ブリックス値の標準値
-- | 不良 | 平均 | 良 | 優 |
キャベツ、青菜類 | 6% | 8% | 10% | 12% |
レタス | 4% | 6% | 8% | 10% |
![]() 芥蘭 Chinese kale (Geoffrey Herklots) |
![]() 白菜 Chinese white cabbage (Geoffrey Herklots) |
最近オーストラリアのOrganic Retailers & Growers Association of Australia (ORGAA)が、慣行農法で育てられた市販の野菜と有機農法で育てられた野菜の栄養分の量を比べてみた。
堆肥を使った土壌管理をしている認定有機農家の畑で豆、トマト、ピーマン、葉ビーツを育て、ビタミンやミネラルの含有量を調べる。比較のため、同じ様な条件で従来の市販用に育てられた野菜をスーパーから購入して分析した。
結果は、圧倒的に有機農野菜が高い栄養値を示した。有機農野菜の方が、カルシウムは8倍、カリウム10倍、マグネシウム7倍、亜鉛は5倍も多い野菜もあった。
--- | 豆 | トマト | ピーマン | 葉ビーツ |
カルシウム 市販 | 40 | 6.7 | 4.7 | 6 |
カルシウム 有機 | 480 | 67 | 84 | 1600 |
カリウム 市販 | 260 | 200 | 150 | 450 |
カリウム 有機 | 1900 | 300 | 1600 | 2600 |
マグネシウム 市販 | 26 | 10 | 11 | 69 |
マグネシウム 有機 | 240 | 89 | 700 | 1700 |
ナトリウム 市販 | <1 | 2.4 | <1 | 180 |
ナトリウム 有機 | <10 | 26 | 20 | 1800 |
鉄 市販 | 0.6 | <0.5 | <0.5 | 1.4 |
鉄 有機 | <5 | <5 | <5 | 9.4 |
亜鉛 市販 | 0.38 | 0.19 | 0.13 | 0.57 |
亜鉛 有機 | 3.4 | 1.2 | 2.5 | 130 |
政府公表の農作物成分データに基づき、現在と数十年前の数値を比べてみると、今日の農産物に含まれる栄養素がずいぶん少なくなっていることがわかった。アメリカの健康問題ライター、アレックス・ジャック(Alex Jack)と、イギリス(現在はアメリカ・コーネルで研究中)のアン・マリー・メイヤー(Anne-Marie Mayer)は、それぞれ別個に、政府発行の作物成分データを使い、生の果物と野菜に含まれるビタミンとミネラルの含有量を数十年前の数値と1990年代の数値を比較分析してみた。二人とも、ほとんどの作物でカルシウムと鉄分がかなり減少していることを発見、ビタミンAやビタミンC、カリウムなど他の栄養素も少なくなっているとそれぞれ発表した。
アメリカ農務省発行の作物成分表を1975年から1997年まで比較分析したジャック氏は、12作物の平均でカルシウムが27%、鉄分37%、ビタミンA21%、そしてビタミンCは30%減少していると報告。「この結果から、耕土、空気、水の質が確実に悪化していること、種の生命力が損なわれミネラルを枯渇させていることが推測される。」とジャック氏は言う。
同じように、イギリスでは1930年から1980年までの栄養成分データを分析したところ、野菜と果物のどちらもかなり栄養分が減っていた。「British Food Journal (1997, vol 99, no. 6, pp 207-211)」に発表された報告によると、20作物が平均してカルシウム19%、鉄分22%、カリウムは14%減少していた。報告者のメイヤー氏は「化学肥料と農薬に頼り、有機物をほとんど土に還元していない農業は、作物のミネラル枯渇を引き起こしていると思われる」と言う。
アメリカで化学窒素肥料が耕土にあたえる影響を37年間継続して調べているウィスコンシン・マディソン大学の研究班は、1999年の報告書で過剰な化学窒素肥料の投入が、アメリカの耕土を修復不可能なほどに痛めつけていると結論づけた。報告書によると、施肥された窒素分のうち作物まで届くのはその半分でしかなく、他の半分はそのまま土に残り硝酸に変化してしまう。窒素の過剰投資は調査対象の30年間だけで、耕地の地力を5000年分使い果たしてしまっているという。
「私たちの食べ物から栄養分がなくなっている。なぜ?」
ロデール研究所から農務省への質問状
「Our Food is Losing Nutrients - Why?」Organic Gardening, Rodale
http://www.organicgardening.com/library/novdec_watchdogusda.html
ポール・バーグナー(Paul Bergner)は、著書『The Healing Power of Minerals, Special Nutrients and Trace Elements』(Prima Publishing, 1997)の中で、1914年から1992年までに果物と野菜の栄養分が減少しているアメリカ農業省公表の数値を表示している。化学肥料が最も多く使われた1963年から1992年の間には、カルシウムは平均30%減少、鉄分32%、マグネシウム21%、リン11%、カリウム6.5%が減少していた。
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